鯉川酒造CATEGORY

日本三大品種“亀ノ尾”を復活させた酒蔵 鯉川

歴史と伝統のある酒蔵が多数存在する山形県。中でも庄内エリアには最も多く18の酒蔵が位置し、庄内町だけでも「鯉川酒造」「佐藤佐治右衛門(やまと桜)」の2つの蔵があります。

日本有数の米どころである庄内では、かねてより冬になり田んぼが雪に覆われると、農家が冬仕事として酒を仕込んでいました。
庄内平野が育んだ良質な米と、霊峰月山をはじめとした出羽三山や鳥海山から流れる雪解け水、そして長年培われた経験と技術によって、地元で愛されるおいしいお酒が生み出されているのです。

鯉川酒造について

享保10年(1725年)創業の蔵元「鯉川酒造」。人気漫画「夏子の酒」でも話題となった庄内町発祥の米“亀の尾”を復活させ酒造りをしている蔵として有名です。
全国や東北の新酒鑑評会での受賞歴も多く、2008年(平成20年)に亀の尾100%のお酒としては業界では初めて東北清酒鑑評会「純米酒の部」で優秀賞を受賞したことでも話題となりました。

11代目の佐藤一良社長はワインのソムリエの資格も保有。それも影響してか原材料もとことん“地元産”にこだわり、亀の尾の一部はなんと自ら栽培までしているという、ワインでいうところの“ドメーヌ”のような蔵元であることも大きな特徴のひとつです。
また、高齢化が進んでいるとされる酒蔵の中では珍しく、現杜氏の鈴木義浩さん(40歳※)をはじめ若い方が中心となって酒造りをしています。

2015年(平成27年)から全量純米蔵へと舵を切った鯉川酒造。蔵元自慢の"王道のお酒"を是非味わってみてください。

※2021年1月現在

  • ショーケース 酒蔵には、鯉川酒造のお酒がずらりと並ぶ。
  • 麹室 麹室。麹菌を繁殖させるため厳重な温度管理がされている。
  • 種麹 種麹。これを蒸米にふりかけ麹菌を繁殖させる。
  • 醪(もろみ) 醪(もろみ)が発酵している様子。
    これを絞って濾過すると日本酒ができる。
佐藤一良さん(社長)、鈴木義浩さん(杜氏)

蔵元コメント

自分で植えたお米や地元の信頼する農家のお米で100%純米の酒を造ることを心がけています。料理を引き立たせるため辛口のお酒が多めです。

佐藤一良さん(社長)、鈴木義浩さん(杜氏)

蔵元のおすすめ

  • 純米大吟醸 阿部亀治 生原酒

    純米大吟醸 阿部亀治 生原酒

    山形県庄内町産米「亀の尾」100%使用。爽やかな吟醸香が味わえるお酒。

    おすすめの呑み方:冷やで。夏には常温をワイングラスに入れ、そこに氷を1片入れて飲むとおいしい。
    よく合う食べもの:バナナ

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  • 純米吟醸 亀治好日

    純米吟醸 亀治好日

    山形県産米「亀の尾」100%使用。スッキリしたキレの良い味わいのお酒。

    おすすめの呑み方:常温、常ぬる燗
    よく合う食べもの:白身魚、オリーブオイル(イタリアン全般)

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  • 純米鯉川

    純米鯉川

    山形県産米100%使用。少しでも多くの方に楽しんでいただくため、品質は上げつつコストパフォーマンスが良いと人気のお酒。飽きのこないキレの良い後味。

    おすすめの呑み方:常温、ぬる燗
    よく合う食べもの:オールマイティーになんでも合う

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日本酒Q&A

Q1.「日本酒」と「清酒」ってどう違うの?
A1.

清酒はアルコール分が22度未満かつ、原料に米を使い、発酵させた後にこしてあるものを指します。
一方、地理的表示(※)の観点では、日本酒とは原料である米、米こうじに日本国内産米のみを使用し、日本国内で製造された清酒のことを指します。
分かりやすく言うと、普段「日本酒」と表示されて飲んでいるお酒は「清酒」と表示することもできますが、原料が国産米でなかったり、外国で醸造された場合は、「清酒」と表示できても「日本酒」と表示することはできません。

(※)地理的表示(GI)とは
地理的表示制度は、酒類や農産品において、高い品質・社会的評価など確立した特性が産地と結びついている場合、その産地名を独占的に表示することができる制度のこと。
地理的表示「日本酒」は、国レベルの地理的表示として、平成27年12月25日に指定を受けました。
なお、日本酒の県単位での地理的表示としては、平成28年12月16日に山形県が初めて「GIやまがた」として認定されました。
Q2.日本酒(清酒)の種類
A2.

日本酒(清酒)は、作り方によって9つのカテゴリーに分けられます。その時ポイントになるのが、「精米歩合」「醸造アルコール添加の有無」「吟醸造りかどうか」の3つです。
「精米歩合」とは、原料となる米を削る際、玄米を100%とした時に残った白米の割合を示す値です。一般的には精米歩合が小さいほど、香りが良く雑味の少ない日本酒になると言われています。
「醸造アルコール」とは、サトウキビ糖蜜、米、トウモロコシ、サツマイモなどを原料としたアルコールのこと。これを日本酒に少量添加することで、スッキリとした飲み口にしたり、香りを際立たせたりする効果があります。
「吟醸造り」とは吟味して醸造することをいい、精米歩合60%以下の白米を低温でゆっくり発酵させる造り方を指します。

  • ◆原料:米、米麹(醸造アルコール添加なし)
  • 精米歩合50%以下・・・純米大吟醸酒
  • 精米歩合60%以下・・・純米吟醸酒、特別純米酒
  • 精米歩合の規定なし・・・純米酒
  • ◆原料:米、米麹、醸造アルコール
  • 精米歩合50%以下・・・大吟醸酒
  • 精米歩合60%以下・・・吟醸酒、特別本醸造酒
  • 精米歩合70%以下・・・本醸造酒
  • 上記8種類の規定から外れたもの・・・普通酒(または一般酒)
Q3.日本酒度って何?
A3.

「日本酒度」とは、日本酒の中にどのくらい糖分が含まれているかを表す指標で、甘口・辛口を判断する一つの目安です。お酒の中にどれくらい糖分が入っているかで決まり、より糖分が多ければマイナス、少なければプラスで表記されます。
一般的にマイナスであればあるほど甘口、プラスであればあるほど辛口の日本酒であるとされていますが、実際には酸度、アミノ酸度などによっても甘さ、辛さは変わってきます。

Q4.日本酒と温度
A4.

冷たくしたり暖かくしたりと、幅広い温度で味や香りの違いを楽しめるのも日本酒の魅力の一つ。日本酒の温度は大きく「冷や(常温)」、「冷酒」「お燗」の3つに分類することができ、それぞれに特徴があります。同じお酒でも温度を変えることでまた違った味わい方ができるので、是非それぞれのお酒に合った自分好みの温度帯を探してみてください。

  • ◆冷や(常温)・・・15℃〜25℃前後
    日本酒そのものの香りや味わいを楽しむのに適している。優しい口当たり。本醸造酒や純米酒などにおすすめ。
  • ◆冷酒・・・10℃以下
    よりスッキリと爽やかな味わいになり、飲みやすい。生酒、原酒、純米大吟醸酒・純米吟醸酒・大吟醸酒・吟醸酒などにおすすめ。
  • ◆お燗・・・30℃前後〜55℃前後
    コクのある味わいになり、香りも広がる。温度が上がるほどアルコールが強く感じる。本醸造酒や純米酒、特に生酛系、山廃系などにおすすめ。

庄内なんでも屋が選ばれる理由

  • 庄内の味覚が勢ぞろい

    当店は、庄内一円の美味しいものをジャンルを問わず取り揃えておりますので、様々な商品をまとめてご購入いただけます。現地でしか手に入らない商品も多数ございますので、庄内から離れて暮らしているご家族・ご友人への贈り物にも最適です。

  • 新鮮な食材

    当店では、野菜や果物・肉などの食材はご注文いただいてから生産者へ直接発注しており、また、米も精米したばかりのものを出荷しています。そのため、常に新鮮で美味しい食材をお届けすることが可能です。

  • 迅速かつ丁寧な対応

    ご注文後は速やかにスタッフが内容を確認したのち、1件1件丁寧に梱包・発送しています。メールだけでなくお電話でのご相談も承っておりますので、お気軽にご相談ください。

お客様の声

  • ニコにこスマイルさん:40代/女性
    メール連絡通りちゃんと届きました。私は食べ方知ってますが、笹巻初心者さんにも分かりやすい説明書がついてて親切だなあと思いました。庄内の美味しいものを全国にアピールしてくれて地元民として嬉しく思います。また庄内の味が食べたいので利用させてもらいます。
  • オータム5491さん:50代/女性
    買い忘れて他のお米を食べても、やっぱりつや姫が美味しいです。特に地元のお店で注文する方が信頼がありますが、違うお店で購入した際は、お米の精米が雑になって美味しくなかったのが続いたので、こちらのお店で購入したら丁寧に精米してくれて、つやつやで美味しいので、ずっとリピします。綺麗に精米して、発送も丁寧で迅速です。
  • 千納さん:20代/女性
    対応が早くて丁寧で良かったです。地元でしか買えないと思っていたものが買えたのがとにかく嬉しかったです。休みが取れなくてなかなか帰れないけれども、こういうものを扱って下さるとすごく助かります。ありがとうございます。

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